2016.01.13.
LOS ANGELES -09-

新年第一弾としてリリースされるJULIAN BOOTSをご紹介します。

まず、ご存知な方も多いはずですが、
RRL時代に発表されたBOWERY BOOTSはファンの間では無視できない孤高のモデルとして今でも最も人気があります。
ただし生産数が当時40足しかなかったため、JULIAN BOOTSとして活動していく中でリクエストに答えまた復刻させたのです。
当時と同じカウハイドで、そしてベンチメイドで徹底してリプロされたその姿は納得のクオリティ。

そして近年、バウリーブーツの原型はそのままに、
ホーウィン社のシェルコードヴァンに乗せ変えたスペシャルエディションが最も粋とされ現在世界中からオーダーが入っています。
しかしホーウィンに革を発注してから1年半かかるらしく、遠い未来のオーダーをバイヤーは強いられるわけ。

正直デザインはかなりマスキュリンだから重宝する存在になるのかは分からなかったんですよね、私の場合。
でも"レアもの"って響きの気持ちよさに負けて1年半かけて革の到着を待つことに。

でもデザイナーが気を利かせてくれて、「お前だけの分しかないけど売ってあげる」ってどこかのお店に納品する内の1足を先行で売ってくれたんですよ。
嬉しかったな。

L1000892.jpg

コードネーム"NO.8"と称されたダークチェリーコードヴァンのBOWERY。
けっこう履いているため深い皺が入り、部分的に色は飛ぶも光沢は増し増し。
"漢"を感じさせる風貌から、スタイリングはある程度絞られてしまうけれどこれは使えますね。

しかし。
前々回スタジオに遊びに行ったとき、何かが異なる傷だらけのBOWERYが方足だけ落ちてたんです。
ジュリアン本人はホーランドに行ってしまったきり連絡が取れず確かなことは分からなかったんだけど、
彼のお母さんが「バウリーブーツのプロトだよ」って教えてくれたの。

全体的にシャープ。そしてドレス。
例えると昨年当店でリリースしたカンガルー革のブーツとバウリーを足した雰囲気。
異なるのはシルエットだけではなくてディテールも細かいけど全然違う。
でもこのインテリな風はRRLには吹いてなくていいって判断したんでしょうね。だから結果ああなったし、だから売れた。

こりゃ品あるわってことで、全てこのプロトタイプでオーダーし直すことにしました。
到着は早くて2016から2017頭になるから気長に待つしかない、と思っていた矢先。

TO BE CONTINUED


<< prev.   next >>


Copyright © Atelier 103   Allrights Reserved.