2014.08.30.
2014AW 1

はじめに、

先日ニューメキシコのたまたまステイしたモーテルの庭の椅子で座っていると、実は2年前にもこのモーテルに泊まっていて、しかもそのときと同じ格好をしていることに気付きました。
そのとき、どうしてdenis colombでなければならないのか。
どうして501でなければ安心しないのか。
その理由がなんとなく分かりました。

多分「old hero」に強い憧れがあったんですよね。
古き時代に名を刻んだ伝説達のスタイルに。
本人は着飾ることには無頓着なんだけど、結果時代を越えてファッションアイコンにされてしまうクオリティを秘めているのです。

そこをあまり理解していないままセレクトをしてきましたが、
不思議なことにアメリカにいてもパリにいてもとにかく声をかけてもらう機会が増え、おまけに良いヒントとして受け取られることが多くなりました。
その頃から砂漠にいても、シャンゼリゼにいても、安モーテルにいても、パークハイアットにいても、自身の格好が変わらなくなったのです。

そして先日表参道を歩いているとき、
何重にも塗り固められたメイクと、装飾された洋服に身を固めた人々を沢山見ました。
そしてその中で私はひとり浮いてました。(いつものことですが)
でもじっくり考えてみるとこれがおかしな話で、白いシャツとジーパンと革靴以外何も身につけてないんですよ私は。

例えるならば、パンにバターにお肉にレタスにドレッシングにチーズにガーリックがのってるような調理された料理が注目される中、
ただの塩おむすびですからね、私は。
一番普通のやつだから。
ただ素材や産地や握ってる人が特別すぎることと、
旅する中で教わったシャツの胸元の開け方だったり、ロールアップの仕方だったり、そういう初歩の初歩に対して美学があるだけなのです。

このようなファッション以前のモノの本質や、スタイリングの基本をどこまでも掘り下げたセレクションを2014AWも展開いたします。


前置きが長くなりましたが本日より再開までの間、ニューリリースされるアイテムをご紹介させてください。

まずはensouよりヘリンボーン地の新型のシャツを。


「double brested messy shirt」
color / white , black
size / m , l
price / 未定


テーラードジャケットの襟を立てたようなカットが特徴。
これは勿論寝かせて着ても良い雰囲気ですが、messy(だらしない)とネーミングされているだけあって、あまりそこは意識せずラフに着用してもらいたいところ。


袖開きに使用されたグレーのテープ。これだけでグッと愛嬌が漂うensouらしいデザインですね。


実は急遽モデル名が変更されたこともあって初回分は旧モデル名が記載されています。ご了承ください。


写真ではよく分からないと思いますが、釦かける位置をずらせます。
要は、ボタンがフロントからずれたところにも2つ付いていて、そっちにとめることも出来るっていう。
コンセプトがとにかく着崩すことですからね。ボタンを掛け違えたようなちょっぴりお茶目なウッカリ感を演出できる計算高いシャツに仕上がりました。

でも生地がヘリンボーンだったり、ロイヤルな襟のカットだったりで結果お茶目とは程遠いクオリティですが。





例えばリボンタンクトップとレイヤードさせて胸元をガッツリ開けて着て、その上からジャケットってのも格好良さそうです。



明日も書きます。






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