2014.08.05.
号外

Atelier103は皆様に支えられ5年目を迎えることが出来ました。
応援してくださっている皆様方には本当に感謝しております。

元はと言えばただの服好きが何かを勘違いして19歳のときアメリカにハマり、
勝手に名刺を作り、バイヤーを名乗って展示会やスタジオに出入りし、なんちゃって買い付けを始めてみたことが全てのきっかけでした。
当時はギャラリー○ームスにも乗り込んで「俺、フリーでバイヤーやってるんですけど、ちょっと見てくださいよ」とかほざいてスーツケースを開けようとして摘み出されたりしてたんですよ。笑

何もかもを勘違いしていた時代でしたが、近年はその当時の勢いというか、ピュアな姿勢から学ぶことが実は非常に多いんです。

今はラッキーなことにパリやアメリカに頻繁に行っていますが、そこで目にする業界の仕組みは本当にうんざりすることが多いというか、本来一番ロマンを持っていないといけない人達がもうそのステージにはいないという現状を知りました。
こういう人達よりは幾分か知能指数の高かった私はドロップアウトすることを決意し、業界がパッケージングした物を探すことよりも、自分自身のマインドを磨くことで見ることの出来る世界に向かうことを決めました。
そしてそのステージで出会う人々は本当にエキサイティングな感覚を持った変わり者が多く、そこで初めて、探していたのは”モノ”ではなくて”人”だったんだと気付いたのです。

それはアーティストだけではなく、最近会った香港のレインなんかも正にそれでしたね。
ファッションスタイルに対するハングリーさで言えば業界人なんて全く比にならないですよね。
最早そこにはロマンしかなくて、どの雑誌を広げるよりも、彼女のプライベートなインスタグラムを見ている方がよっぽどインスピレーションに繋がるという事実。
本来はこういう人がお店とかやらないと駄目なんですよね。単純に見てみたいなっていう。


話が変わりますが、
その"やるべき人がやるセレクトを見てみたい"って気持ちが次第に強くなり、
10月頃、青山に「High and Seek」という新しいセレクトショップをオープンすることが決まりました。

アテリエの姉妹店としてではなく、全くの別物とお考えください。

オープンを決意してから今日の日まで全然経っていませんが、
実は以前から”こんなレディースのセレショあったら格好良いんだけどな”って妄想は死ぬ程していたので、
その妄想になぞって現実化することはあっという間だったのです。

まず、私は仕入れに殆ど関与しません。何故ならそこには性別の壁があるからです。(これは表向きで、実際は忙しくなるのが嫌なだけ)
そして、私のこのお店に対する理想を叶えてくれるバイヤーは日本では探さないということ。
バイヤーに求める条件は、ラグジュアリーの本質をワールドレベルで知っていて、業界経験が無い、服オタク。
この条件を満たす女性はメキシコで暮らしていました。


ICO NATSUKAWA

彼女(日本人)は昔から渡航癖を持っており、ここ数年はメキシコに居住しながらノースアメリカやセントラルアメリカを中心にトラベルをしていることは知っていました。
でも7月に一時帰国することが分かったのでそこで会って話をすることに。

生活拠点は日本になってしまうけれど、これまで通り世界を旅し続けることを承諾し、彼女がこれまでに経験してそして信じてきたライフスタンスを投影したセレクトショップを共に作る約束を果たしました。

ブランドのラインナップは完全に彼女次第なのでアテリエとあまり被るブランドは少なそうですが(そりゃそうだわな)、elenaやensouやdenisは確か決まってたはずです。
そうそう、ensouに関しては元々メンズしか無かったんだけど、一から女性用のパターンを引いてもらってるみたい。

我々男子には関係ないことですけど、ちょっとだけ応援してあげてください。

あ、ちなみに男性入店不可だそうです。笑

http://highandseek.blogspot.com







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