2016.11.11.
New York -03-

2000年初頭、それまでに類を見なかった思想や、当時は許されなかった手法を用いて始動したブランド、LIBERTINE。
アテリエでは2年前の夏、LIBERTINEの"BEST ALBUM"と題して過去のデザインを復刻させたことがあります。

ロサンゼルスのスタジオに飾られている沢山のアートや写真は、
誕生からサクセスまでのこれまでのヒストリーが窺える、ファンにとっては堪らないモーメント。

中でも気になった1枚の写真。
このスタジオに居るはずだと期待していた、キーパーソンがそこには写っている。

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この名前を聞いて、グッと何かが込み上げてくるのは私だけでないはず。
LIBERTINEを立ち上げるにあたりキッカケとなった、まさにセンスの塊のような人物なのです。

ブランドの黄金期を築き、後に出てくる多くのブランドに影響を与え、2008年に脱退。
そこから行方をくらまします。

そして2016年。

大統領選翌日、いつもよりクレイジータウンと化したマンハッタンを横目に、
あのシンディーに間違いないとされる人物に指定された場所へと向かいました。
コンタクトがとれたのです。

しかし大渋滞で1時間経っても着かない。
遅刻したら帰ってしまうんじゃないかって、すごく心配だったの。

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予定より大幅に遅れて到着した場所は、会員制のラウンジ。
正真正銘のサクセスニューヨーカーだけが出入りを許される、高過ぎる隠れ家。
フロントデスクで彼女の名前を出したら通してくれて、待ちに待ったNice to meet you。

カメラは勿論、電話もNGの場所のため写真はないのですが、
これまたふざけた場所でしたよ。
素人の私でも知っているようなアートや家具がそこらへんに落ちてる感じ。
まるで「盗んで」って。

で、2時間くらい話したかな。
まず私が何者で、どうしてあなたを訪ねたのか。
それとこの8年間シンディーはどこで何をしていたのか。

この場所では特に何か作って欲しいとか、そういうことはまだ言わないで、
もっとハートの部分でお近づきになれるような、昔の思い出話を沢山しました。

で、その会話の中でポロッと出た「そろそろまた洋服を作ってもいいかなって思ってる」を頼りに、
帰り道でそっと私から仕掛けてみる。

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