2014.09.02.
2014AW 3

本日はensouのジャケットとシャツをご紹介させてください。

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SAL Jacket
material / wool 100% cupro 100%
color / OD , MG
size / m , l
price / 99,360-(in tax)

定番のSALジャケットの素材が新しくなって登場しました。
ドンキージーパンでもそうでしたが、基本的にensouは敢えて100%作り込まないことを前提にデザインされています。
完成されない美学の素晴らしさは私も心得てはおりますが、このジャケット、裏地がございません。
あ、そこ省いたかって。笑

でもツイードなのに裏地が無いって、なんだか腐食してとれちゃった古着のジャケットみたいで、よく考えると自然ですよ。
そして今回メインでオーダーしたカラーは「OD」。深いグリーンがジジイ度強め。
個人的にも相当気に入った雰囲気だったため今シーズンはこのSALをベースに他アイテムを買い付けてたような気がします。

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勿論一枚一枚デザイナー自身が製作。袖付けとポケット口はハンドステッチされています。

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シルエットやカラーに品があるため、このように切りっぱなしでもラフには見えない。

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裏地が無いことやシルエットがすっきりしているので、シャツにSALだけで十分にバランスが取れて格好良いです。
私はしばらくはこの組み合わせをメインにして、冬が来たら間にセーターを挟んだり、ノマドサイズのカシミアを巻き付けて凌ぐ予定です。

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シャツにジャケットだけでは寒いから、カシミアの布団を巻く。
これくらい発想ってシンプルでいいと思うんですよ。でも街では目立つかもしれません。けれど前も書いたけど誰よりも化粧されていないスタイルですからこれ。
塩おむすびにただ海苔を巻いた状態。
でもそれが超一流なカシミアでないと、シンプルに至極の意味を持たせられません。
誤摩化しが一切効かない仏のスタイルですが、私はなんとなくレクチャー出来るので悩んだら声をかけてください。

続いてシャツのご紹介です。

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Elbow cut shirt
color / white , gray blue
size / m , l
price / 未定

ensouよりエルボーパッチならぬ”エルボーカット”のシャツが到着しました。
スタンダードでありながら所々に散りばめられたユーモアなギミックが魅力。

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ホワイトのシャツはメッシーシャツと同じくヘリンボーンを採用。
メッシーは既に2回洗濯していますがヘリンボーンならではのヤレ感が気に入ってます。
ボタンはウッド。そしてなんと2カ所ホックが手付けされていて、それぞれホワイトのペンキで塗られています。


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写真だと分かりにくいですが肘が一度くり抜かれていて、裏から同素材が当てられてます。
洗濯を繰り返すことで肘から糸が吹き出すんじゃないかな。
名作の予感。

そしてgray blueのカラーは先程ご紹介したSALジャケットのODカラーに合わせるために製作されました。
この不思議なミントカラーがSALを引き立てます。

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一見すごく綺麗で品格があるカラーバランスなんだけど、見る角度によっては50'sのロードムービーに出てくるドラックディーラーのような危険さも漂わせてますね。
襟をいっそのこと外に出してもいいかも。




2014.09.01.
結婚

週末は友人の結婚パーティーが金沢であったので参加してきました。

AWの準備などでバタバタしながら東京を出発したからか、色々なことを忘れてました。
まず場所が金沢のどこなのか分からないんですよ。
電話の電池も切れてしまい、新幹線でもコンセントがなくてチャージが出来ません。
それでもとりあえず金沢駅に向かいました。
途中乗り換える電車を間違えてしまったり、人に電話を借りたのはいいけど肝心の電話番号が分からないので意味がなかったり、とにかく散々でした。

それでなんとか金沢駅でコンセントを見つけてやっと電話がかけられたの。
そしたらそこからさらに30分電車で行ったところに会場があるんだって。
さらに駅からはタクシー。

それで無人駅みたいなところに着いて、地元の学生達にジロジロ見られながらタクシーを拾ったのですが、ここであることに気付きました。
お財布に50円しか入ってなかったんです。
それでATMに行きたかったんだけど近くに何もなくて、おまけにタクシーはカードNGで、さらに肝心の参加費も払えないって状況。
仕方ないから知り合いに会場から出てきてもらって立て替えてもらうことに。

ってな感じだったもんだから1時間半の大遅刻。

そして悲劇は続きます。


jacket / GREG LAUREN
shirt / ensou
tanktop / ensou
pants / vintage
shoes / guidi & rosellini

格好を色々間違えました。
でも自分なりには工夫したつもりなんですよ。グレッグとかフォーマルに見えるし。まあビリビリですけど。
あとネックレスに見えるけどこれは例のバッグを作ってる呪術師が「これ実はループタイなんです」って言われて買ったネクタイですからね。
でもロゼリーニは服好きな新郎にただ自慢したくて履いてきました。

「おま、マジか」って皆さんの反応は完全にクズを見る目でしたが、同じ服好きの彼に向けた私なりの正義のメッセージです。






2014.08.30.
2014AW 2

本日2回目の記事です。

CHRISTIAN PEAUよりlizardのシューズが到着しました。

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CHRISTIAN PEAU Lizard shoes
color / black
size / 42 , 43
price / 73,440-(in tax)

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これまでコードバンやリザード、パイソン、クロコダイル等のユニークな素材でオーダーしてきたシリーズの新作です。
数年前はトカゲの背中の革でオーダーしていましたが、今年は腹部をチョイス。
レディースのバッグでは以前より使用されていた部位でしたが、シューズの場合完成を見るまでどうなるか正直不安でした。
結果はExcellent!
ポー独自の土臭さが薄まり、その変わりエレガントでオリエンタルな要素が加わったように感じます。
そしてなにより使用する革の部位でここまで表情が変わることは発見でした。

ベースはいつもと同じクラシックな型番を使用しているためエキゾチックレザーの毒の要素がうまく中和されています。
そのため様々なスタイルへの落とし込みが可能に。
普通のジーパンに合わせてもちゃんと心地よい気持ち悪さが出ます。

そして今回はスペシャルオーダーもしていました。
「リザードで、チョークのような白い靴が欲しい」。
これは前回パリでミーティングしたときに閃いたのですが、前例が無いのと染色の際に失敗するリスクがあるためオススメ出来ないとのことでした。
それでも、リスクを承知でチャレンジすることは己を高みに導く修行ですからね。失敗覚悟でお願いすることにしたんです。

そしたら、やっぱり失敗しました。笑

上がってきたのはどっからどう見てもライトグレーで、それじゃない!って。
それで再検討することにしました。
そして以前リリースした染めていないコードバンをヒントにして、一旦染めずにまずはブリーチで色を完全に飛ばすことに。
その状態から理想のカラーへ調整していくことで、christian peau本来の行程を無視するやり方にはなりましたが結果狙い通りの表情が完成しました。

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CHRISTIAN PEAU Lizard shoes
color / chalk
size / 42 , 43
price / 81,000-(in tax)

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ソールやシューレースは染めていないためナチュラルの上からホワイトのペイントでごまか、、いや、なんでもないです。

このchalkカラーは日焼けすることで黄味が出ると思います。
そこに合わせる死にきったブルーのジーパンなんてのはいかがでしょうか。







2014.08.30.
2014AW 1

はじめに、

先日ニューメキシコのたまたまステイしたモーテルの庭の椅子で座っていると、実は2年前にもこのモーテルに泊まっていて、しかもそのときと同じ格好をしていることに気付きました。
そのとき、どうしてdenis colombでなければならないのか。
どうして501でなければ安心しないのか。
その理由がなんとなく分かりました。

多分「old hero」に強い憧れがあったんですよね。
古き時代に名を刻んだ伝説達のスタイルに。
本人は着飾ることには無頓着なんだけど、結果時代を越えてファッションアイコンにされてしまうクオリティを秘めているのです。

そこをあまり理解していないままセレクトをしてきましたが、
不思議なことにアメリカにいてもパリにいてもとにかく声をかけてもらう機会が増え、おまけに良いヒントとして受け取られることが多くなりました。
その頃から砂漠にいても、シャンゼリゼにいても、安モーテルにいても、パークハイアットにいても、自身の格好が変わらなくなったのです。

そして先日表参道を歩いているとき、
何重にも塗り固められたメイクと、装飾された洋服に身を固めた人々を沢山見ました。
そしてその中で私はひとり浮いてました。(いつものことですが)
でもじっくり考えてみるとこれがおかしな話で、白いシャツとジーパンと革靴以外何も身につけてないんですよ私は。

例えるならば、パンにバターにお肉にレタスにドレッシングにチーズにガーリックがのってるような調理された料理が注目される中、
ただの塩おむすびですからね、私は。
一番普通のやつだから。
ただ素材や産地や握ってる人が特別すぎることと、
旅する中で教わったシャツの胸元の開け方だったり、ロールアップの仕方だったり、そういう初歩の初歩に対して美学があるだけなのです。

このようなファッション以前のモノの本質や、スタイリングの基本をどこまでも掘り下げたセレクションを2014AWも展開いたします。


前置きが長くなりましたが本日より再開までの間、ニューリリースされるアイテムをご紹介させてください。

まずはensouよりヘリンボーン地の新型のシャツを。


「double brested messy shirt」
color / white , black
size / m , l
price / 未定


テーラードジャケットの襟を立てたようなカットが特徴。
これは勿論寝かせて着ても良い雰囲気ですが、messy(だらしない)とネーミングされているだけあって、あまりそこは意識せずラフに着用してもらいたいところ。


袖開きに使用されたグレーのテープ。これだけでグッと愛嬌が漂うensouらしいデザインですね。


実は急遽モデル名が変更されたこともあって初回分は旧モデル名が記載されています。ご了承ください。


写真ではよく分からないと思いますが、釦かける位置をずらせます。
要は、ボタンがフロントからずれたところにも2つ付いていて、そっちにとめることも出来るっていう。
コンセプトがとにかく着崩すことですからね。ボタンを掛け違えたようなちょっぴりお茶目なウッカリ感を演出できる計算高いシャツに仕上がりました。

でも生地がヘリンボーンだったり、ロイヤルな襟のカットだったりで結果お茶目とは程遠いクオリティですが。





例えばリボンタンクトップとレイヤードさせて胸元をガッツリ開けて着て、その上からジャケットってのも格好良さそうです。



明日も書きます。








2014.08.26.
9月6日?

営業再開日はこのまま予定通りにいけば9/6(土)になりそうです。

現在秋冬のアイテムが少しずつ到着しています。どれも良い感じですよ。
そして立ち上がりと同時に販売することが決まったensouからは新作のシャツやアウター、そして間に合えばドンキージーパンがリリースされます。
どのアイテムもスタイリングのコアになるクオリティがあるので、これからご紹介していくブログをチェックしてみてください。

さらにdenis colombのカシミア。
デザインは年々遊び心が薄れ、品質は勿論デザインに至っても非の打ち所がないラグジー&リラックスに仕上がっています。

この辺りも再開までにご紹介します。
お楽しみに。




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